
リコーダーは、ソロでもアンサンブルでも楽しめる魅力的な楽器です。中でも2重奏(デュエット)は、音の重なりが心地よく、初心者から中級者まで気軽に取り組めるアンサンブル形態として人気があります。
この記事では、リコーダーアンサンブルの魅力や、わたし自身が取り組んでいる2重奏の演奏スタイル、そしておすすめの楽譜やYouTube動画をご紹介します。
リコーダーは1人でも、2人でも楽しめるアンサンブル楽器
リコーダーといえば、学校で習うソプラノリコーダーを思い浮かべる方も多いかもしれません。
実はこのソプラノリコーダー、手軽に始められるうえに、アンサンブルでも美しい音色を響かせてくれる優れもの。
ここでは、リコーダーアンサンブルの基本や楽しみ方を、わかりやすくご紹介しますね。
そもそもアンサンブルとは?

アンサンブルとは、2人以上複数の楽器を使って合奏を楽しむスタイルのことです。
ソプラノやアルト、テナー、バスなど異なる種類の楽器を組み合わせることで、奥行きのある音楽が生まれるのです!
特にソプラノリコーダー2重奏は、2人だけで完結できる手軽さが魅力で、学校の音楽教育や趣味の演奏としても取り入れやすい形なのです。
小学校でも使われるソプラノリコーダーは、音域も扱いやすく、いちばん身近で安価なのに音色がとてもきれいに響くのが魅力ですよね。
自分と自分で奏でるアンサンブルの世界
わたしもそんな「ソプラノリコーダー」を使ってアンサンブル演奏を楽しんでいます。
実は、わたしはYouTubeで公開しているリコーダーアンサンブル動画のほとんどを「自分と自分」で演奏・編集しているのです。
最初は趣味として始めたものの、今では「ひとりデュエット」として好きな曲を思いのままに演奏できるこのスタイルがとても気に入っています。
一緒に演奏してくれる人がいなくても、自分で2パートを録音して重ねることで、まるで2人で演奏しているかのようなアンサンブルが完成するのですよ!
好きな曲を自由にアレンジして、好き勝手自分のペースで楽しめるこのスタイルは、まさに“1人アンサンブルの醍醐味”なのです。
わたしが演奏したリコーダーアンサンブルの例
ここでは、わたしが実際に演奏・編集したリコーダー2重奏の動画をご紹介します。YouTubeで公開しているので、ぜひ聴いてみてくださいね。
🎵 合唱曲のリコーダーアンサンブル演奏
懐かしいあの合唱曲を、リコーダー2重奏で演奏してみました!他にもおすすめ…
演奏に使った楽譜は、私が実際にアンサンブル用にアレンジしたものです。リコーダーらしい柔らかい音色を活かしながら、2パートで美しく響くように工夫しています。
🎵『アンダー・ザ・シー』のリコーダーアンサンブル
ディズニーの名曲も、リコーダー2重奏で!美しい旋律が響き合いますね。他にもホール・ニュー・ワールドの二重奏が人気です♪
この曲も自分と自分で演奏・録音し、編集で一つにまとめました。大好きな曲を思い通りのテンポやアレンジで楽しめるのも、自分アンサンブルならではの魅力です。
リコーダー2重奏のおすすめ楽譜
2重奏を楽しみたい方に向けて、わたしが制作・販売している楽譜をいくつかご紹介します。初心者でも挑戦しやすい簡単なアレンジから、少し難易度の高いものまで取り揃えています。
- 気球に乗ってどこまでも(ソプラノリコーダー二重奏)
- あの素晴らしい愛をもう一度(ソプラノリコーダー二重奏)
- 見上げてごらん夜の星を(ソプラノリコーダー二重奏)
- 怪獣のバラード(ソプラノリコーダー二重奏)
その他リコーダー楽譜はこちらからチェックできます!
https://store.piascore.com/publishers/2726
また調整し直さないと販売できない楽譜だったり、外国曲は手続きが二重三重も複雑とかで、楽譜にしてる曲とそうでない曲がありますので、そのへんご了承願います。
まとめ:リコーダーアンサンブルは自由に楽しめる!
リコーダーのアンサンブルは、誰かと一緒に演奏する楽しさだけでなく、自分だけで奏でる自由さも味わえる世界です。ニ重奏というシンプルな編成だからこそ、音の重なりや曲の表情がくっきりと浮かび上がり、演奏する楽しさも倍増しますね。
もし「誰かと演奏するのは難しい…」と感じている方でも、自分自身で2パートを演奏して録音・編集することで、立派なアンサンブルが完成します。わたしもその方法で、今までたくさんの曲に挑戦してきました。
ぜひ、あなたもリコーダーアンサンブルの楽しさを体験してみてくださいね!1本でのソプラノリコーダー演奏は他にもたくさんやっています(こちらからどうぞ!)